吉祥寺

再び住みたい街第一位に返り咲いた吉祥寺の魅力

テレビ東京系の深夜ドラマ「吉祥寺だけが住みたい街ですか?」が人気となったのも記憶に新しいところですが、都内において若い世代から絶大な人気となっているのが吉祥寺です。

毎年複数の不動産会社が共同で行っているアンケート調査「住みたい街ランキング」では、過去連続で第1位を維持してきたということでも有名です。

ただ2015~2016年の二年間は一時的に首位を恵比寿に明け渡すという時期もありましたが、2017年にはすぐに再び首位に返り咲いており、やはり根強い人気があるということが伺えます。

吉祥寺の最大の魅力は都心部へのアクセスの良さと、昔ながらの商店街が残る住みやすさの両方を兼ね備えているところです。

新宿まで一本で直通のJR中央線を基本に、吉祥寺は京王井の頭線が乗り入れているので学生にとっても社会人にとっても大変利便性が高い場所となっています。

また井の頭公園は都内でも有数の景観として知られており、休日の過ごし方も近場で楽しむことができるというメリットがあります。

色々要因はあるものの、現状では「住みたい街」というブランドが定着したことが最も多いのが理由と言ってもよく、「吉祥寺住み」ということが若者の中で一つのステータスになっている部分も否めません。

吉祥寺にある三大商店街の魅力

吉祥寺らしい街並みの象徴といえるのが駅前から広がる三大商店街です。
吉祥寺には「サンロード」「ダイヤ街」「ペニーレーン」という名前からして昭和の香りがする商店街が存在しています。

駅前から半径約300mの範囲にこれらの商店街が広がっているというコンパクトさもまた便利な点で、昔ながらのお店がある一方で、今時の若者のニーズに合わせた珍しいお店もあったりとかなりバリエーションに富んでいます。

参考>>吉祥寺サンロード商店街

3つの商店街の中で最も有名なのは「サンロード」で、武蔵野八幡宮の宮神輿が街中を練り歩く「吉祥寺秋まつり」では大変大きな盛り上がりを見せます。

この時に見られる神輿は木遣り、手古舞、武蔵野市の無形文化財・むさしのばやしといったものが今も続けられるという由緒正しいものです。

吉祥寺周辺に住んでいる人にとってはサンロードなどの商店街は日常の買い物をする大切な生活の場所となっており、毎日楽しみながらショッピングができます。

もう一つの商店街「ダイヤ街」では名物のメンチカツを始め、お惣菜系の有名なお店が多いことが特徴です。

商店街のイベントも多いので、街全体に一体感がありそれが治安の良さにもつながっています。

ただ一方で人気が加熱したことで東京23区外であるにも関わらずかなり家賃は高めであり、設備の古い建物でも入るのが難しいというのが現状です。