所沢

西武池袋線の中心地として機能している所沢

所沢市は埼玉県の細部に位置している市の一つで、東京都の清瀬市・東村山市・武蔵村山市と区境が隣接しています。

池袋を始発にする西武池袋線の路線がつながる場所であり、さらに所沢駅からは西武新宿線や西武狭山線などの複数の線路が乗り入れています。

所沢駅の一つ駅向こうにある東村山駅からは西武国分寺線につながっているので、人気の中央線沿線エリアへのアクセス状況も良好です。

埼玉県西部の中心都市と言ってもよく、狭山湖や狭山スキー場といった事前観光資源もあることから都内などの中心地からレジャーのために訪れる人も多いようです。

所沢駅はハブ駅として機能をしていることから快速や急行など全ての列車が停車をするため、都心部に通勤通学をするという人にとって大変便利です。

ただしどれだけ最短のアクセス方法を選んでも、都心部まで最短で30分程度がかかってしまうということからベッドタウンとしてはちょっと距離がありすぎるかなという印象があります。

ですので入居を考えている時には目先の家賃だけで決定をするのではなく、都内までどのくらい時間がかかるかということをしっかりシミュレーションをして所沢にすべきかどうかを決定してもらいたいです。

家賃相場は全体的に安く、便利な大型物件のたくさんある駅前であってもかなり安く入居できる物件がそろっています。

狭山と隣接しているため文化的にはかなり近い

所沢市は北側すぐのところに狭山市があり、農作物や名物がかなり2市で共通しています。

有名なところとしては埼玉県の名産品である「狭山茶」がありますが、これは所沢でも広く栽培されています。
むしろ茶畑の面積としては所沢市がナンバーワンなので、駅前から少し内陸に進んでいくと一面のお茶畑が存在していることに気が付きます。

狭山と言えばジブリの代表作「となりのトトロ」のモデルになった場所としても広く知られているところであり、駅前から内陸に入ったところで探せばまさにトトロに登場してきたような住環境も見つけられます。

とにかく自然が豊かで過ごしやすい場所であるので、のびのびと子供を育てたいという人や、環境のよい場所でリモート勤務をしたいIT技術者なども多く移住をしています。

「住みたい街」ランキングでは残念ながら所沢は入賞はかなりランクが低くなっています。
これはやはり最大のネックである都心部へのアクセス時間がネックになってしまっているのではないかと予想されます。

しかし繁華街のゴミゴミとした環境を離れ自分たちらしい自然にそった生活をしたいと考える人にとっては所沢は非常おすすめできる場所です。

よりよい住環境になるかを考えてゆとりのある住環境を目指すなら、所沢はロケーションとしてぴったりです。