相模大野

町田市と隣接する学園都市

相模大野は神奈川県相模市南区にある住宅中心のエリアです。
東京都町田市と隣接しているのが特徴で、真っ直ぐ敷かれた横浜線が二つの自治区を縫うようにして伸びています。

住環境とは関係ありませんが、相模大野の幹線道路である国道16号線沿いには「相模外科病院」というその筋では有名な心霊スポットがあったそうです。

相模大野の駅からはだいたい30分くらい歩いたところにあったらしいのですが、廃病院ということで肝試しによく人が訪れていました。

あまりにも有名な場所であったせいかそれに関する情報がかなりネットに残っていますが、1990年代前半に取り壊されて跡地は住宅や駐車場として使用されていて、今ではその面影がありません。

それはともかくとして、相模大野駅は小田急小田原線の駅であるとともに、小田急江ノ島線の始発駅にもなっています。

小田急小田原線では町田駅のすぐ隣なので都内へのアクセス状況もよく、新宿駅まで急行電車を使えば40分程度で到着ができます。

東京都を抜けた神奈川県最初の駅ということから始発が多いので、余裕を持って駅に行くことで座って移動がしやすいというメリットがあります。

観光用のロマンスカーも停車する駅なので、箱根方面へ旅行に行く場合も時間の計算がしやすくて便利です。

横浜方面に向かうには一度町田や湘南台にまで出て大和で乗り換えをすることで約30分で到着が可能です。

武蔵小杉や川崎と比較して都心部へのアクセスにちょっと時間がかかるかなという感じがありますが、都内方面だけでなく神奈川県各方面への移動が便利という点に注目をしてもらいたいです。

近隣に学校が多いことから若い世帯が多い

相模大野駅周辺は、都内へのアクセスが取り立ててすごく便利というわけではないことからどちらかというと近くの学校に通う学生が多く住んでいるという印象があります。

相模大野駅周辺には相模女子大学や北里大学などの学校施設が多いことから、それらに通う学生が徒歩圏内で住宅を探すというケースが多く見られます。

物件も単身者向けのワンルームが多く、家賃相場は比較的安めに設定されています。
住み心地は決して悪いわけではなく、買い物も便利で治安もよく、長く安心して住むことができるエリアとなっています。

駅前には「ステーションスクエア」という駅ビルがあり、内部には小田急OXやユニクロ、ビッグカメラ、マツキヨといった生活雑貨を一通り揃えることが出来るお店が入っています。

食料品に関しては北口に伊勢丹やショッピングセンター「ボーノ相模大野」がありますので、自炊をしたいという人にもおすすめできます。

学生街ではあるものの、それほど学校の数も多いというわけではなく、都心部や横浜方面とも距離があることから全体的に落ち着いた雰囲気があります。