家電品関連の荷造りに気を付けたいこと

家電製品の荷造りをするとき事前にやっておくべきこととは

精密機器である家電製品は、丁寧に梱包をせずに運搬してしまうとそれがもとで故障をしてしまう可能性があります。

新品で購入した時にはきちんと梱包できる箱が付属してきますが、引っ越しをするときまでそれらの箱をとっておく人はそれほど多くはないでしょう。

また水回りに関する製品はそのまま梱包をしてしまうと運搬中に水漏れをして他の荷物を傷めてしまうこともあります。

引っ越しをする時にはすぐに運搬作業に移れるように事前にコンセントやコード類を抜いておき、必要な付属品(リモコンやスタンドなど)をなくさないようにまとめておくことが大切です。

家電製品の荷造りで事前に準備が必要なものとして、冷蔵庫と洗濯機があります。
まず洗濯機ですが、これは停止状態にあるものであっても内部には水が残っています。
ですので前日までに最後の洗濯を終えたら水抜きをして、ホースや蛇口から離しておくようにしましょう。

水抜きの方法はメーカーによって異なりますので取扱説明書もしくは公式サイトにあるカタログをダウンロードして確認してもらいたいですが、大抵は本体のボタンのいずれかを同時押しすることで可能です。

次に冷蔵庫ですが、こちらは引っ越しのだいたい1週間くらい前から計画的に中身が空っぽになるようにしていきます。

内部にものが入った状態で運搬することはできませんので、事前に必要に応じてクーラーボックスなどに中身を移動しておき、コンセントを抜いて水抜きと霜取りをしておきます。

運搬中に扉が開いてしまうとそこで破損が起こるので、事前に布製のテープや梱包用のロープを使ってしっかり固定しておくようにしましょう。

破損部品のあるものはしっかり養生して

リビングで使用されるようなテレビやオーディオ製品は基本的には自分で梱包をしなくても業者の人が適切な処置をしてくれます。

自力で引っ越しをする場合は運搬中に衝突や落下で破損が起きないように、画面やガラス部分にはしっかり養生をして積み込む時に他の荷物の下敷きにならないように置いていきます。

やや処置が難しいのが照明器具で、賃貸住宅の場合には自分で購入をしなければならないこともよくあります。

引越し先の部屋の広さが全く同じであればそのまま持っていってもよいですが、サイズが合わずに不要になるという場合は賃貸物件のオーナーさんに置いていきたいとお願いしてもよいかもしれません。

運ぶ場合は蛍光灯が非常に壊れやすいので、本体から取り外して養生をして別のワレモノと一緒に取り扱うようにするとよいでしょう。

古い電球であれば思い切って廃棄をして新しく買い替えた電球を引越し先でつけるようにするというのも安全な方法です。