武蔵小杉

今最も開発が進んでいる地域・武蔵小杉

都内で働く人の受け皿として近郊のエリアの開発が進んでいますが、その中でも近年で最も大規模な開発をしたと言ってもよいのが武蔵小杉です。

武蔵小杉は東京から多摩川を隔ててすぐのところにあり、住所としては神奈川県川崎市中原区小杉町に位置しています。

毎年行っている「住みたい街ランキング」では急上昇を続けており、2016年には第4位にまで上り大きな注目を集めました。

2017年の最新ランキングでは第6位とやや下落をしてしまいましたが、それでもベッドタウンとしての魅力はかなり高く、今後も大きな開発が入ることで利便性の高い都市になっていくことが考えられます。

武蔵小杉の開発の大きな象徴となっているのが「GRANDTREE 武蔵小杉」です。
この「グランツリー武蔵小杉」は都内でもよく見かける複合型の大型ビルで、セブン&アイ・ホールディングスグループであるセブン&アイ・クリエイトリンクが運営しています。

グランツリーがオープンしたのは2014年11月22日からのことですが、2015年からは中区役所前に巨大なセブンイレブンが出来るなどさらに開発が加速しました。

開発前までは中区役所前にはコンビニは一件もなかったのですが、このセブンイレブンの他「gooz武蔵小杉店」および「デイリーヤマザキかわさき中区役所前店」と一気に3件が登場することになりました。

グランツリーができたことで周辺の住宅の買い物環境は一気に改善をしましたので、それに合わせるようにタワーマンションや賃貸住宅などが多く作られるようになり、一気に住宅地としての人気と知名度が高まりました。

支持をしているのは主に未婚の若い会社員

新しい街として急激に発展した武蔵小杉ですが、移住をしてきたもしくは今後移住を考えている人のほとんどは未婚の男女会社員です。

これは急激に発展したことにより子育てに必要な育児・教育環境にやや不安があるということではないかと思われます。

武蔵小杉は都内へのアクセス環境が非常によく、東急東横線と湘南新宿ラインの二本の路線を使用することにより、渋谷・新宿・池袋といったところに直通で移動ができます。

さらに東急目黒線を使うことで六本木や四ツ谷方面へも乗り換えなしで向かうことができるので、単身でよい住環境を探している若い世代にとってはまさに最適の場所と言えます。

2017年2月からは東急電鉄の武蔵小杉駅構内に大型デジタルサイネージを備えた情報発信スペースである「こすぎアイ」を新設しており、広さ8平方メートルと大変大きなイベントスペースを有しています。

このデジタルサイネージでは鉄道の運行状況や、地元チームである川崎フロンターレの情報を発信していくとともに、災害時の情報をいち早く掲示するということを決めています。