引っ越し準備を効率的に進めるには?

部屋・場所ごとに荷造りをすること

引っ越しはとても手間と時間がかかるものですので、実際に作業を始める前に効率よく作業を進めるための手順を考えることが大事です。
事前に計画を立てることによって、作業をスムーズに行うことができ、荷物を運搬した後新居で荷物を整理する際にも楽になるでしょう。

そのためにできるのポイントの1つとして、部屋ごとに、それぞれで段ボールに梱包していくという点です。リビングとキッチン、トイレと浴室などにエリアを分けてから、その中でできるだけ同じ段ボールに荷物を詰めていきます。そうすることで、同じ場所で荷造りをすることができますし、物がどこにしまわれているかが分かりやすくなるので、段ボールを開くときにも楽になります。

段ボールの中身をできるだけ統一するようにする


上記のようにまず、第一段階は場所という条件で段ボールを分類していきますが、もし同じエリアにいくつもの段ボールが出てくるようであれば、一つの段ボールに同じタイプの物を入れるようにします。

たとえば、寝室の段ボールであれば、冬物の服、夏物の服、寝具、雑貨類などのように分けていきます。その上で、物を梱包した段ボールの表面に、それぞれの分類したものを書いていきます。

また、小物が多いキッチン周りの段ボールであれば、調味料、小さな調理器具、フライパンや鍋などの大きめの調理器具というように分けていくことができます。さらに、新居についてからすぐに開けて使いたいと思うもの、たとえばカッターやはさみ、テープなどは一つの段ボールにまとめて、できるだけ出しやすいところに積んでもらうようにすると助かります。

引越し荷造りの手順・コツと梱包の方法|引越し侍

どの順番で段ボールに詰めるかも考えておく

引越し作業をすべて終えるには結構な時間がかかりますので、できるだけ早くから始めるようにしたいものです。

そのためにも、まずはどの順番で段ボールに物を詰めるかを考えておくと良いでしょう。基本的な順番としては、すぐに使わないものから詰めていって、最後にギリギリまで使うものを残しておくということになります。季節外れの服や飾りのためだけの雑貨から詰めていき、お風呂用品や台所用品などは最後まで取っておきます。

そして、どの順番で積み下ろしをして段ボールを開けるかということも考えておき、最初に運びたいもの、開けたいものが最後の方にトラックに積み込まれるようにしましょう。
大事なのは、常に先のことを考えて、どうしたら楽に梱包や積み込みができるかということを考えながら作業をしていくことです。

学生マンションに引っ越す際の注意点

先日、新潟県の新潟大学が、家具や家電、オートロックなどのセキュリティを万全に備えたハイテク学生マンションを竣工したことがニュースになっていましたが、こういった家具付き家電付きの学生マンションに引っ越す際は、設置してある家具の内容を事前によく確認しておきましょう。

引越し先と同じ物を持って行く意味はありませんし、せっかく買った家具家電が無駄にしてしまわないためには、事前の情報収集が必須です。

また、学生マンションは一般的に住む期間が限定的(在学中の期間のみ)なので、住んでいる間もなるべく物を貯めこませず、いつでも引越しできるような体制にしておくと良いでしょう。

ただし学生マンションに限らず、家具や家電が備え付けの物件は少なからず存在するので、どこで一人暮らしを始めるにしても、引越し先の情報収集は欠かす事のないようにしておくのが理想です。