浦和レッズの本拠地として知られる都市
浦和はさいたま市誕生以前まで埼玉県第二の都市として機能をしてきたエリアです。
位置的には大宮区の南側に位置しており、区内中心部をJR東北本線が貫くように敷かれています。
東北本線の駅としては浦和駅、北浦和駅、与野駅までの3駅が含まれており、さらに武蔵野線から乗り入れができるようになっています。
浦和区はもともと犯罪件数が少ない治安のよいエリアとしても知られており、埼玉県警や浦和警察署が置かれていることからパトロールの回数も多く女性にとって安心できる環境が整えられています。
大宮に近く、浦和自体も人口が多い都市であることから商業施設も充実しており、生活をしていく上での買い物に困るということはほとんどありません。
それと浦和といえば埼玉県をホームグラウンドとしているサッカーチームの「浦和レッズ」の本拠地としても知られており、それが住民同士の連帯感を作りあげているようです。
ホームでの試合も多く行われていることから観戦に訪れる人も年間を通じて多く、それが街の産業の一端を担っています。
その一方で昔ながらの文教地区としても知られており、有名な学校が区内に存在しているので埼玉県内でよい教育をうけさせたいと考える若い家族が移住してくるというケースも多いようです。
子供連れのファミリー世帯ををより多く呼び込むために浦和区は数多くの施策を独自に展開しており、特に子育て支援の充実具合は関東圏内でも注目すべき点となっています。
埼玉県としての主要な機関が集中しています
埼玉県警本部があるというだけでなく、浦和区には他にも行政の中心となる機関が多く集まっています。
埼玉県庁や県立図書館も浦和区内にあり、大型ショッピングセンターも大宮区に負けない勢いで開発が進んでいます。
さいたま市として合併をされる前までは、大宮市と浦和市はライバル関係にある都市だったのですが、合併後は積極的に行政機能を浦和区に移すようにしていることからエリアとしての重要度はむしろ合併後になって増した印象があります。
浦和区に居住する場合の買い物の中心となるのはJR浦和駅構内にある「アトレ浦和」です。
駅の東口には「浦和パルコ」というファッションや雑貨、飲食店が入った複合ビルもありますので、複数の商業施設の中からお気に入りの場所を見つけることもできます。
なおこの「浦和パルコ」ではかつて地下に大丸の食品売り場があったのですが、2017年7月に閉店をしてしまいました。
しかし地元住民の希望もあり、今後は別のスーパーマーケットである「ヤオコー」が入ることとなっています。
どちらかというと大型ビル開発が進んでいるのは浦和駅の西口方面で、「伊勢丹浦和店」や「コミュニティプラザ・コルソ」などの高級ショップが多く見られます。